ダフリを克服した方法|「ダウンブロー」の誤解と、後ろ肘の意識

上達ロードマップ

※本記事はプロモーションを含みます。


ダフリ、直らないですよね。

ゴルフを始めて最初の1〜2年、私はアイアンからウェッジまで、ダフリだらけでした。

原因は、今思えば明確です。「アイアンはダウンブローで打つもの」という浅い知識で、ボールに打ちつければいいと考えていたから。

ダウンブローの本当の意味を、全く理解していなかったんです。

そこから道具を変え、練習法を変え、スイングの問題を発見し——段階を踏んで、ようやくダフリを減らせました。

この記事では、私がダフリを克服するまでの全プロセスを書きます。

同じようにダフリに悩んでいる方、特に独学でゴルフをやっている方には、必ず何かのヒントになるはずです⛳


  1. 1. 私がダフっていた本当の原因|「ダウンブロー」の誤解
    1. 「ダウンブロー=打ちつける」という勘違い
    2. 「ターフが取れる=正しい」も誤解だった
    3. この認識のズレが、違和感を消していた
    4. これが独学ゴルファーの落とし穴
  2. 2. 気づけなかった理由|練習場のマットは「優しすぎる」
    1. マットは「ある程度滑ってくれる」
    2. 本番とのギャップで、初めて気づいた
    3. 練習場の「当たっている感」を信用してはいけない
  3. 3. 決定的な気づき|「打球音」が明らかに違った
    1. 上手い人は「インパクト音」しか聞こえない
    2. 音は、意外と正直
  4. 4. 動画で発見した、本当の原因「アーリーリリース」
    1. プロと自分の、決定的な違い
    2. そこから見えた3つの問題
    3. なぜアーリーリリースがダフリを生むのか
    4. 動画を撮るなら、スマホ三脚があると便利
  5. 5. 解決策|「後ろ肘を脇につける」意識
    1. インパクトで、後ろ肘を脇につける
    2. これだけで、クリーンヒットが激増した
    3. 意識するのは「1点」だけでいい
  6. 6. 私が踏んだ「3つの段階」
    1. 段階①:漠然とハーフスイングの練習
    2. 段階②:動画と音で原因を特定
    3. 段階③:原因を意識した上で、再びハーフショット
  7. 💡 ハーフショット練習の「本当の意味」
    1. ハーフショットは「小さいスイングの練習」ではない
    2. 私が気づいた、最大の収穫
    3. 「なぜハーフショットが大事か」を理解する
  8. 7. 道具でも改善した|スリクソンのVソール
    1. 「ダフリに強いアイアン」を探していた
    2. マットの上ですら、抜け感が違った
    3. ただし、道具だけでは解決しない
  9. 8. 今でもダフる場面|「力が入る」とき
    1. 出るのは「力が入る場面」
    2. 対策は「力まない」……が難しい
  10. 📝 まとめ|ダフリ克服の全プロセス
    1. ダフっていた原因
    2. 気づいたきっかけ
    3. 改善の3段階
    4. ハーフショット練習の本質
    5. 道具と技術の両輪
    6. 最後に——同じ独学ゴルファーへ
    7. 関連記事

1. 私がダフっていた本当の原因|「ダウンブロー」の誤解

まず、なぜ私がダフっていたのか。原因は道具でも体力でもなく、知識の浅さでした。

「ダウンブロー=打ちつける」という勘違い

ゴルフを始めた頃、私はこう思っていました。

「アイアンはダウンブローで打つ。だから、ボールに打ちつければいい」

この理解が、完全に間違っていたんです。

「ダウンブロー」という言葉だけを知っていて、その本当の意味を理解していなかった。結果、上からボールに打ちつけようとして、手前の地面を叩く——典型的なダフリのメカニズムです。

「ターフが取れる=正しい」も誤解だった

もう一つ、大きな勘違いがありました。

プロのスイングを見ると、ターフ(芝)が取れています。だから私は、**「クラブが地面に入り込むのが正しいんだ」**と思っていました。

でも、よく見ると——決定的な違いがあったんです。

ターフが取れる位置
プロボールの「先」
私ボールの「手前」

プロは、ボールを打った”後”に地面を削っている。つまり、ボールを先に捉えてから、その先の芝を取っているわけです。

一方、私はボールの手前から芝を削っていた。これは、ボールに当たる前に地面を叩いている——完全にダフリです。

この認識のズレが、違和感を消していた

この認識のズレが、厄介でした。

**「ターフが取れているから、正しく打ててる」**と思い込んでいたので、打ちつけることに違和感を感じなかったんです。

「ダウンブロー」も「ターフ」も、言葉としては知っていた。でも、本質を理解していなかった。

これが独学ゴルファーの落とし穴

私は独学でゴルフを学んできました。YouTubeやネットの情報を見て、自分なりに解釈して練習する。

でも、そこには落とし穴があります。言葉だけを覚えて、本質を理解しないまま実践してしまうんです。

「ダウンブロー」「ターフを取る」「インサイドアウト」——ゴルフ用語は、字面だけでは正しく伝わりません。

これが、独学ゴルファーが上達まで遠回りする理由だと、今は思っています。

※画像は右打ちです


2. 気づけなかった理由|練習場のマットは「優しすぎる」

もう一つ、私がダフリに長く気づけなかった理由があります。それが——練習場のマットです。

マットは「ある程度滑ってくれる」

練習場のマットは、ある程度滑ってくれます。

だから、多少ダフっても、クラブが滑って当たってしまう。そして、それなりに飛んでいくんです。

つまり、「当たっている感」「飛んでいる感」が出てしまう。これが厄介でした。

しかも、マットではターフが取れないので、前述の「ターフの位置」でもチェックできないわけです。

本番とのギャップで、初めて気づいた

ところが、コースに出ると話が違います。

芝の上では、ダフればクラブが地面に食い込んで止まる。ボールは全然飛ばない。そして、ボールの手前にターフの跡が残る。

練習場では打てているのに、コースでは全然ダメ——このギャップで、ようやく「自分はダフっているんだ」と気づきました。

練習場の「当たっている感」を信用してはいけない

これは、月イチゴルファーには特に重要な話です。

練習場でしか練習していないと、自分のダフリに気づけません。マットが優しく受け止めてくれるから。

だから、練習場での感触を過信しないこと。「当たってる気がする」ではなく、客観的に確認する方法が必要になります。

その方法が、次に書く「音」と「動画」でした。


3. 決定的な気づき|「打球音」が明らかに違った

ダフリの自覚は、練習場の音から始まりました。

上手い人は「インパクト音」しか聞こえない

ある時、練習場で気づいたんです。

上手な人が打つ時は、クラブにボールが当たったインパクト音しか聞こえない。

ところが、自分の場合は、マットを叩く音も大きく聞こえていたんです。

音は、意外と正直

見た目のスイングは、自分では確認しづらい。でも、音は誰でもすぐ分かります。

隣の打席の音と、自分の音を聞き比べる。これだけで、自分がダフっているかどうかが分かるんです。

マットではターフの位置は確認できませんが、音なら確認できる。これは、練習場でできる貴重なチェック方法です。

これは、今日からできる、道具も要らない方法。もしダフリに悩んでいるなら、次の練習で周りの音と聞き比べてみてください。


4. 動画で発見した、本当の原因「アーリーリリース」

音で違和感に気づいた私は、次に自分のスイングを動画で撮って、見返しました。

プロと自分の、決定的な違い

自分のスイング動画と、プロのスイングを見比べると——決定的な違いが見つかりました。

後ろ肘(レフティの私の場合は左肘)の位置です。

こちらはプロの綺麗なスイング

後ろ肘が空いているのがわかります
体も開いてますね、、、笑

そこから見えた3つの問題

この発見から、自分のスイングの問題が芋づる式に見えてきました。

問題内容
アーリーリリースインパクト前に手首のコックが早くほどける
肩の開きが速い体が早く開いてしまう
アウトサイドイン傾向野球由来の外から入る軌道

特にアーリーリリースが、ダフリの直接的な原因でした。

なぜアーリーリリースがダフリを生むのか

アーリーリリースとは、インパクトの前にクラブが早く解放されてしまう動きです。

これが起きると、クラブの最下点がボールの手前に来てしまう。結果、ボールの前に地面を叩く=ダフリになるわけです。

そして、ボールの手前にターフができる——冒頭で書いた症状に、完全に一致します。

「打ちつけよう」という意識が、さらにこの動きを悪化させていたと思います。

🔗 アウトサイドイン軌道については「スライスが直らない野球経験者へ」で詳しく書いています。

動画を撮るなら、スマホ三脚があると便利

ちなみに、スイング動画を撮るならスマホ用の三脚があると格段に楽です。

手持ちやカゴに立てかけて撮ると、アングルが安定せず、見たい部分が写らない。三脚なら同じアングルで安定して撮れるので、前回との比較もしやすいんです。

数百円〜千円程度で買えるので、**コスパの良い「上達への投資」**だと思います。

スマホ三脚を探す


5. 解決策|「後ろ肘を脇につける」意識

原因が分かったので、対策は明確でした。

インパクトで、後ろ肘を脇につける

私が意識し始めたのは、たった一つ。

インパクトの際に、後ろ肘(左肘)を脇につける

※レフティなので左肘です。右打ちの方なら右肘にあたります。

これだけで、クリーンヒットが激増した

この意識を持つようになってから、球がクリーンに当たる確率が明らかに増えました。

肘が脇についていると:

結果、ダフらずにボールを直接捉えられるようになったんです。

意識するのは「1点」だけでいい

スイング改造というと、あれもこれも意識しがちですが——意識するポイントは1つに絞るべきです。

私の場合は「後ろ肘を脇につける」。この1点だけ。

月イチゴルファーは練習量が限られているので、複数のことを同時に意識しても身につきません。1つの意識で、複数の問題が改善する——そんなポイントを見つけるのが効率的です。


6. 私が踏んだ「3つの段階」

ここまでの流れを、段階として整理します。ダフリ克服は、一足飛びにはいきませんでした。

段階①:漠然とハーフスイングの練習

最初にやったのが、ハーフスイングの練習です。

小さい振り幅で、確実にボールに当てる練習。これで、大ダフリはある程度改善されました。

ただし——それでもラウンドでは、2〜3回は大ダフリが出る。完全には直りませんでした。

段階②:動画と音で原因を特定

そこで、動画と打球音で自分のスイングを客観視。アーリーリリースという真の原因にたどり着きました。

漠然と練習するのではなく、原因を特定する——この段階が、一番重要だったと思います。

段階③:原因を意識した上で、再びハーフショット

原因が分かったら、「後ろ肘を脇につける」意識を持ったまま、もう一度ハーフショットの練習に戻りました。

ここがポイントです。同じハーフショット練習でも、意識が違えば効果が全く違う。

段階①では「漠然と当てる練習」だったものが、段階③では「アーリーリリースを抑える練習」に変わったわけです。


💡 ハーフショット練習の「本当の意味」

ここで、この記事で一番伝えたいことを書きます。

ハーフショットは「小さいスイングの練習」ではない

ハーフショットは、確かに大事な練習です。多くの人が勧めます。

でも——やり方を間違えると、意味がなくなるんです。

ハーフショットが、本番のスイングと同じような再現性を持っていなければ、ただの「振り幅が小さいスイングの練習」で終わってしまう。

私が気づいた、最大の収穫

この過程で得た、最大の収穫があります。

それは——ハーフショットとラウンドでのショットの、スイングの違いに気づけたこと。

練習場でハーフショットをしている時は、ゆっくり、丁寧に、正しく振れている。でも、ラウンドでフルショットになると、その意識が消える。

**「練習ではできるのに、本番でできない」**の正体が、ここにありました。

「なぜハーフショットが大事か」を理解する

だから大事なのは、なぜハーフショットをやるのかを理解することです。

この意図を理解しているかどうかで、上達スピードが大きく変わります。私自身、段階①(漠然と)と段階③(意図を持って)では、同じ練習なのに効果が全然違いました。

ハーフショット練習をしている方は、ぜひ**「今、何を身につけようとしているのか」**を意識してみてください。


7. 道具でも改善した|スリクソンのVソール

技術の話をしましたが、道具も確実に効果がありました。

「ダフリに強いアイアン」を探していた

打ち込む癖がついてしまっていた私は、とにかくダフリに強いアイアンはないかと探していました。

そこで出会ったのが、スリクソンのVソールです。

ソールがV字形状になっていて、多少手前から入っても、ソールが芝の上を滑ってくれる。試打した時の衝撃は、今でも覚えています。

マットの上ですら、抜け感が違った

試打はマットの上でした。前述の通り、マットは元々滑りやすい環境です。

それでも、明らかに抜け感が違った。

……逆に言えば、マットの上ですら違いを体感できるほど、普段から相当打ち込んでいたということなんですが(笑)。

ちなみに私が使っているのはZX5 markⅡです。型落ちの新品を楽天市場で、相場の半額ほどで買いました。レフティは流通量が少ないので、欲しいモデルを見つけたときが買いどきです。

スリクソンのアイアン(レフティ)を探す

🔗 ZX5 markⅡを選んだ経緯はレフティの中古アイアン選び|「優しいモデル」の思い込みを試打が覆した話に書いています。

ただし、道具だけでは解決しない

ここが大事なポイントです。

私は元々、「道具を変えればよくなる」という考えを持っていました。実際、Vソールでかなり改善しました。

でも——そもそもの打ち方が問題でした。

道具はミスを軽減してくれますが、原因そのものは消してくれません。

道具(Vソール)+技術(後ろ肘の意識)、この両輪があって初めて、ダフリは本当に減ったんです。


8. 今でもダフる場面|「力が入る」とき

正直に言うと、今でもダフります。完全に直ったわけではありません。

出るのは「力が入る場面」

どんな時に出るか。それは——力が入る場面です。

具体例を挙げます。

150ヤードの距離。でも、手前に池がある。

こういう場面では、**「絶対に入れたくない」**という気持ちが働きます。すると、

プレッシャーのかかる場面ほど、悪い癖が出る——これはゴルフの永遠のテーマですね。

対策は「力まない」……が難しい

理屈では「力まなければいい」と分かっています。でも、実戦では簡単ではありません。

現状の私の対策は:

特に最後の「素振りで最下点を確認」は効果的です。自分のクラブがどこを擦るかを確認してから、そこにボールをセットする。これでミスの確率が下がります。

🔗 この方法は「月イチゴルファーこそパター・アプローチ練習」でも書いています。


📝 まとめ|ダフリ克服の全プロセス

最後にまとめます。

ダフっていた原因

気づいたきっかけ

方法分かること
ターフの位置を見る球の手前を削っていないか(コースで確認)
打球音を周りと比べるマットを叩く音がしないか(練習場で確認)
スイング動画を撮る後ろ肘の位置、アーリーリリース
コースでのギャップ練習場の「当たってる感」は当てにならない

改善の3段階

  1. 漠然とハーフスイング(大ダフリは減るが、完治しない)
  2. 動画と音で原因を特定(アーリーリリース発見)
  3. 原因を意識してハーフショット(後ろ肘を脇につける)

ハーフショット練習の本質

道具と技術の両輪

最後に——同じ独学ゴルファーへ

私がダフリで遠回りした最大の理由は、「ダウンブロー」「ターフを取る」という言葉だけを知っていて、本質を理解していなかったことです。

独学ゴルファーは、言葉を覚えるのは簡単でも、正しい動きを身につけるのが難しい。だからこそ、

この順番が大事だと思います。漠然と球数を打っても、間違った動きを固めるだけです。

ダフリに悩んでいる方、まずは次の練習で、周りの人と自分の打球音を聞き比べてみてください。そして次のラウンドでは、自分のターフがボールの手前か先かを確認してみてください。そこから、何かが変わるかもしれません⛳

このブログ「レフティパパの月一ゴルフ研究所」では、これからも月イチゴルファー目線の上達法を発信していきます。


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🔗 【関連記事①】レフティの中古アイアン選び|「優しいモデル」の思い込みを試打が覆した話 ——Vソールとの出会い、道具での改善

🔗 【関連記事②】野球経験者が芯に当たらない原因と解決法【実体験】 ——トップとビジネスゾーンの話

🔗 【関連記事③】月イチゴルファーこそパター・アプローチ練習|スコアの半分はここで決まる ——アプローチでのダフリ(チャックリ)対策


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