初スコア149から始めた月1ゴルファーが、わずか1年で100切り(スコア96)を達成。月1ラウンドしかできない普通のサラリーマンが、コースマネジメント・ショートゲーム・メンタル管理という3つのポイントで100の壁を越えた実体験を全公開します。
- リード文
- 100を切れなかった頃の、リアルな現実
- そして、ゴルフを始めて1年——人生初めての100切り、スコアは96
- 🏆 月1ゴルファーが100切りするための、3つのポイント
- 🚫 やってはいけない、月1ゴルファーの落とし穴3つ
- 📌 まとめ|100切りは「センスより継続」
リード文
「月1ラウンドで、本当に100切りなんてできるの?」
これは、ゴルフを始めて100切りに苦戦していた頃の私自身が、何度も思っていた言葉です。
周りには月に2〜3回ラウンドする人、ゴルフスクールに通う人、練習場に週何回も通う人——そんなゴルファーがゴロゴロいる中で、月1回しかコースに出られない自分が100切りなんてできるはずがない。そう半ば諦めかけていました。
そんな私が、ゴルフを始めて1年で100切りを達成しました。スコアは96(47/49)。決して華やかなスコアではないですが、初スコア149から始まった私のゴルフ人生にとっては、忘れられない一日になりました。
この記事では、月1ラウンドしかできない普通のサラリーマンが、どうやって100切りに辿り着いたのか——3つの大切なポイントを、実体験ベースで全部公開します。
「月1ゴルファーには100切りなんて無理」と思っているあなたへ。結論から言えば、可能です。ただし、月2〜3回ラウンドする人と同じ方法では絶対に切れません。月イチゴルファーには、月イチゴルファーなりの戦い方があります。
100を切れなかった頃の、リアルな現実
100切りについて語る前に、まずは100を切れなかった頃の私のラウンドを、正直に振り返らせてください。
スコアは100〜110台が中心。たまに120台も出る。**「もう少しで100切りできそうな気がする」**と毎回思いながら、結局100の壁を越えられない——そんなラウンドを何度も繰り返していました。
スコアを崩していた原因は、はっきりしていました。
① レフティ最大の悩み——「OBになるとわかっていても、左に曲がる」
一番多かったのが、ドライバーでのOBです。
私はレフティで、当時はスライスしか出ない状態でした。レフティのスライスは右打ちと逆で、左方向に曲がる。つまり、コースの左サイドがOBの場合、ほぼ確実にOBに吸い込まれていく仕組みです。
「左に曲がるなら右を向けばいい」これをわかっていて隣のホールを向くくらい右にアドレスを取ることもありました、それでも曲がり幅がバラバラなので左OBやそういう時に限って弾が捕まって右OBが出たりとにかく私の打球はフェアウェイを嫌いました(笑)
そして、レフティゴルファー特有のメンタル崩壊が、ここで起きます。
「左がOBだから、左に曲がるな…」と願いながら振ると、ほぼ100%左に曲がる。
「OBになるとわかっているのにOBになる」——この逃げ場のなさが、メンタルにとどめを刺してきました。スタートホールで左OBを打った瞬間、その日のラウンドが1ホール目で終了します。「今日もダメかも…」という気持ちが18ホール最後まで残り続けて、ボディブローのように効いてくる。これだけで5〜10打は無駄に叩いていました。
② アプローチで地獄を見た——グリーン一往復・グリーン一周事件
次に多かったのが、グリーン周りでのアプローチミス。
距離感がまったく合わない上に、ボールにクリーンに当てられない。ザックリ、トップ、シャンク——ありとあらゆるミスが、グリーン周り20ヤードの中で炸裂していました。
具体的なエピソードを3つ、笑い話として書かせてください。今思い出しても恥ずかしいやつばかりです。
エピソード①:トップでグリーン一往復
グリーン手前50ヤードからのアプローチ。ザックリだけは避けたいと思って強めに打った結果、ボールがフェース上部に当たってライナー性のトップ。グリーンを飛び越えて反対側のラフまで一直線。
次の戻しのアプローチ、今度はビビってまた強くトップ。ボールはさっき自分が立っていた場所へ戻っていきました。
往復ザックリならぬ**「往復トップ」で、グリーン一往復。1ホールで余裕の素ダボ以上**です。
エピソード②:ダフリで1〜2歩前進
これは月1ゴルファーあるあるだと思いますが、**「ダフって1〜2歩しか進まない」**を3〜4回連続でやらかしたことがあります。
20ヤード先のピンを狙って、まずダフリで2歩前進。次のショットもダフって1歩前進。「いやこれはおかしい」と力を込めて振ったら、また大ダフリで2歩前進。
ピンに辿り着くまでに、4〜5打かかった計算です。前進距離より力を使う精神的疲労のほうが大きい、地獄の時間でした。
エピソード③:シャンクでグリーン一周
3つ目のエピソードが、最高にきつかったシャンク連発です。
砲台グリーンに乗らずに手前からアプローチ→そこから打ったらシャンクでさらに左へ→ここで出でたか…と思いながら次を打ったらまたシャンク→周りの目が気になり始め急いで打ったらシャンク——気がついたらグリーンを一周していました。
あれほど周りの人がフォローの言葉も出ずに静まり返った地獄の経験は未だにありません。
「ボールに当てるって、こんなに難しいのか…」と本気で思いました。野球10年やってきた人間が、止まっているボールに当てられない。月1ゴルファーが最も心が折れる瞬間です。
③ ミスを取り返そうとして、もっと崩す「ピンボール現象」
そして、これが100切り前の最大の落とし穴でした。ミスショットを無理に挽回しようとして、もっと崩すパターン。
具体的なエピソードを、また3つ書かせてください。
パターン①:ティーショットOBの後の暴走
ティーショットでOBギリギリの位置に置いて、2打目でピンを狙えない状況。普通に考えれば、フェアウェイに戻して刻むのが正解です。
ところが、当時の私は違いました。「3打目でピンに乗せたい」という欲が出て、ピンまで届く距離の番手を握ってしまう。結果、無理な体勢で振った球は、さらに変なとこへ。1打で済むはずのリカバリーが、2打、3打と泥沼化していきました。
パターン②:木の間を狙うピンボール
林に打ち込んだ時の話です。木の間にわずかな隙間があって、「ここを抜けばピンが狙える!」と判断。プロみたいなショットを妄想して振った結果——
ボールは1本目の木に当たって跳ね返り、2本目の木に当たってさらに跳ね返り、自分の足元に転がってきた。
ピンボール状態です。「横に出して2打目から普通に攻めればよかった」と、その後10分くらい引きずりました。
パターン③:アプローチで超オーバー
グリーン手前20ヤード、「ダブルボギー以上だけは避けたい」という強迫観念で、無理にピンを直接狙う。結果、ピンを大きくオーバーしてグリーン奥のOB——みたいなことを、本当に何度もやっています。
冷静に考えれば、「グリーンに乗せる」だけで十分だったのに。「寄せワンでパーを取りたい」という欲が、ダブルボギー以上を量産する皮肉な結果に。
100切り前のラウンドは、結局これの繰り返しだった
要するに、「平常心を保てない」ことが、100切りを阻む最大の壁でした。月1ゴルファーは1ラウンドが貴重だからこそ、「失敗を取り返したい」気持ちが強すぎて、傷口を広げてしまうんです。
そんな私が、ある日のラウンドで——ついに100の壁を越えることになります。
そして、ゴルフを始めて1年——人生初めての100切り、スコアは96
そんな私が、ゴルフを始めてちょうど1年経った頃、ついにその日を迎えました。
スコアは96(47/49)。
決してナイスショット連発のラウンドではありません。むしろ、ナイスショットは数えるほど。それでも、致命的なミスがほとんどなかった——その1点だけで、私は100切りに辿り着けました。
ラウンド中、スコアを登録していて残り3ホールくらいで「あ、100切れそう」と気づいてからの、緊張と震える感覚は今でも覚えています。
では、私が100を切れた要因は何だったのか。3つの大切なポイントを、これから順番に解説します。
🏆 月1ゴルファーが100切りするための、3つのポイント
ポイント①:「ボギーで上等」のコースマネジメント【最重要】
私が100切りを達成した最大の要因。それはコースマネジメント——具体的には、**「全ホール、ボギーで上等」**という意識を徹底したことでした。
「全ホール、ボギーで90」というシンプルな数学
ゴルフの100切りを目指すなら、まずこの数字を覚えてください。
全18ホールをボギーで上がれば、スコアは90
つまり、パーを1つも取らなくても、ボギーだけで100切りできるということ。逆に言えば、ダブルボギー以上のスコアをどれだけ減らせるかが、100切りの本質です。
これに気づいた瞬間、私のラウンドへの向き合い方が大きく変わりました。
「パー狙い」をやめると、世界が変わった
100切り前の私は、毎ホール「パーを取りたい」と思ってラウンドしていました。
- ティーショットはピンを直接狙う
- 2打目でグリーンを直接狙う
- アプローチも寄せワンを狙う
結果はもうお分かりの通り、ナイスショットの確率が低い月1ゴルファーが毎ホールで攻めれば、ミスが連発してダブルボギー以上を量産。「パー狙ってダボ叩く」のオンパレードでした。
これを**「パーじゃなくてもいい、ボギーでもいいや」**と切り替えてから、ラウンドが激変しました。
具体的な思考はこんな感じです:
- ティーショット:OBが出ない場所に置ければそれでOK
- 2打目:グリーンの手前か脇を狙ってOK(バンカーと逆方向)
- 3打目:グリーン奥に外さないことを最優先
- パター:3パットしないことだけ意識
このマネジメントを徹底するだけで、ダブルボギー以上が劇的に減りました。
ただし、「攻め時」も見逃さない
ここで一つ大事なポイントがあります。毎ホール100%ボギー狙いで守りに徹するわけではないということ。
私の感覚では、**「ボギーで上等、ワンチャンスあればパー狙い」**くらいがちょうどいい。
例えば:
- ティーショットがフェアウェイのいい位置に行った
- 2打目もグリーン手前のラフに止まった
- アプローチ次第でパーが取れそう
——こういう時は、寄せワンを狙ってもOK。逆に、状況が悪い時は無理せずボギーで上がる。**「攻めるべき時と、守るべき時を見極める」**のがコースマネジメントの本質です。
野球で言えば、1点を取れる場面と、1点を防ぐ場面を見極めるベンチワークみたいなもの。月1ゴルファーは、この判断力で勝負するしかないんです。
ポイント②:ショートゲーム(アプローチ・パター)を磨く
100切りに必要なもう一つの柱が、ショートゲーム——アプローチとパターの精度です。
月1ゴルファーのパーオン率は20%前後
これ、多くの初心者ゴルファーが知らない事実なんですが、月1ゴルファーのパーオン率(規定打数でグリーンに乗る確率)は、せいぜい20%前後です。
つまり、18ホールのうち14〜15ホールはグリーンに乗らない。ということは、残りの14〜15ホールで、グリーンを外したあとの寄せ&パターで稼ぐしかないんです。
ところが、100切り前の私はずっと**「ドライバーで遠くに飛ばす」**ことばかり考えていました。よく考えれば、ショートゲームの方が圧倒的に出番が多いのに、練習場ではほぼ無視。これがそもそも間違いだったわけです。
アプローチ練習を増やしただけで、スコアが縮まった
私が変えたのは、練習場での練習配分でした。
それまでドライバー中心だった練習を、こんな配分に変えました:
| クラブ | 練習比率 |
|---|---|
| アプローチ(100ヤード以内) | 50% |
| アイアン | 30% |
| ドライバー・ウッドなど長物 | 20% |
ドライバーは「目立つ」けど「本数は少ない」。アプローチは「地味」だけど「本数が圧倒的に多い」。スコアに直結するのは、地味な方でした。
「100ヤード以内」を徹底的に磨いた理由
特に意識したのが、100ヤード以内のショットです。
月1ゴルファーが18ホール回ると、100ヤード以内のショットは1ラウンドで20〜30球は出ます。一方、ドライバーは14回、長物(フェアウェイウッドなど)は多くて10回くらい。
「ラウンドで一番打つクラブを、一番練習する」——シンプルですが、これが100切りへの最短ルートでした。
野球で言えば、4番バッターより1・2・9番(出塁率重視のバッター)の精度を上げるようなもの。派手さはないけど、チーム(スコア)への貢献度は圧倒的にこっちです。
パターは練習場では打たなかった
ちなみに、パター練習だけは打ちっぱなしの練習場で一切やりませんでした。
理由は明確で、打ちっぱなしの練習場のグリーンと本物のグリーンは別物だから。練習場で必死にパターを打っても、本番のグリーンの傾斜や芝目には対応できません。月1ゴルファーの貴重な練習場時間を、効果の薄いパター練習に使うのはもったいない——これが私の結論でした。
その代わり、パター練習は家とラウンド当日にやっていました。
自宅でのパター練習
家ではシンプルにパターマットを使った練習を、夜の隙間時間で実施。カップに入れるより距離感と方向性を養うことを重視。家でできる練習をコツコツ積み上げるのは、お小遣い制サラリーマンにとってコスパ最強の練習法です。
ラウンド当日の練習グリーン
ラウンド当日は、スタート前に練習グリーンで20球くらいは必ず打ちます。ここでその日のグリーンスピードを体感しておく。これだけで、その日の3パットを減らせる確率が大きく変わります。
「パターは家+当日」が月1ゴルファーの最適解
つまり、私のパター練習の方針はこうです:
- 練習場ではパター練習をしない(時間とお金の無駄)
- 家でパターマット(距離感の感覚づくり)
- 当日の練習グリーン(その日のグリーンスピードの確認)
この組み合わせで、お金をかけずにパター精度を維持できます。月1ゴルファーには本当におすすめのスタイルです。
パターは「3パットをしない」だけでいい
パターの考え方についても、**「カップに入れる」より「3パットをしない」**意識が100切りには重要です。
ロングパットを無理に入れにいくと、2パット目を外して3パット。そして焦って3パット目を外して**4パット…**みたいな悪夢のパターンが、100切り前の私には頻発していました。
「ロングパットは寄せるだけでOK、3パットだけは絶対避ける」——この意識に変えたら、パッティングでスコアを崩すことが激減しました。
ポイント③:メンタル管理——慌てない、ミスを引きずらない
3つ目のポイント、これが意外と一番大事かもしれません。それがメンタルです。
ミスを引きずると、必ずもう一つミスが出る
ゴルフは、前のホールのミスが次のホールに引きずられる競技です。
特に月1ゴルファーは1ラウンドが貴重だから、「取り返したい」という気持ちが他のゴルファーより強い。だからミスをした直後ほど、焦って次のショットでもっと大きなミスを犯す——この負の連鎖が、スコアを破壊します。
私が意識したのは、**「1つのミスはOK、2つ続けて出さない」**ことでした。
- OBを打った → 次は刻む、絶対に飛ばそうとしない
- ザックリした → 次のショットは無理せず安全に
- 3パットした → 次のホールは特に冷静に攻める
1つのミスを引きずらず、2つ目を出さない。これだけで、ダブルボギー以上が大きく減りました。
「自分の持ちダマを信じる」という上達のキー
そして、もう一つ大事なメンタルが、**「自分のその日の持ちダマを信じる」**ことです。
「持ちダマ」とは、その日のあなたが安定して打てる球筋のこと。例えば、
- 今日のドライバーは、軽くスライスする球質
- 今日の7番アイアンは、左に出やすい
——こういう**「今日の自分の傾向」**を、ラウンド前半で見極めるんです。
そして、それを否定せずに受け入れて、その球筋で攻める。
100切り前の私は、**「本来はこう打ちたい」という理想と、「実際にはこう出る」という現実のギャップに悩んでいました。理想を追い求めるあまり、毎ショット「いつもと違う球」**を打とうとして失敗していたんです。
でも、ラウンド中にスイングを直そうとしても、そう簡単には直りません。月1ゴルファーが本番中にスイングを変えるなんて、ほぼ不可能。
「今日のスライスする球を、最初から計算に入れて打つ」——この発想に変えてから、ミスショットが激減しました。完璧な球を打とうとするより、「今日の自分」と仲良くするほうが、月1ゴルファーには圧倒的に向いているんです。
これは月イチゴルファーが長年悩んで辿り着く境地だと思います。野球で言えば、その日の調子に合わせてバッティングフォームではなく打席での組み立てを変えるようなもの。ゴルフも同じで、**「コンディションに自分を合わせる」**ことが、月1ゴルファーの上達の鍵です。
🚫 やってはいけない、月1ゴルファーの落とし穴3つ
ここまで100切りに必要なポイントを書いてきましたが、逆に**「これをやると100切りから遠ざかる」**落とし穴も書いておきます。
私自身、全部やらかしてきたものばかりです。月1ゴルファーが100切り前に陥りやすい典型的な罠を、自虐込みで紹介します。
落とし穴①:「全部試したい病」——情報過多の罠
月1ゴルファーは、ラウンドの間隔が空きすぎます。
その間、YouTubeで動画を見たり、本を読んだり、SNSで上手い人の投稿を眺めたり——情報だけがどんどん溜まっていくんです。
そして、次のラウンドが近づくと、こう思うわけです。
「あれも試したい、これも試したい、これも今度のラウンドで意識しよう」
私もよくやっていました。1ヶ月で10個くらいの新しい意識ポイントを頭に詰め込んで、満を持してラウンド本番——
結果、何も意識できずにスコア崩壊
ラウンド中に10個も意識できるわけがないんです。
「アドレスを意識して、トップを意識して、ビジネスゾーンの三角形を保って、目線を意識して、体重移動を意識して、ヘッドアップしないように、グリップの強さも気にして、テンポも一定にして、フォロースルーも大きく…」
——もう何にも振れません。頭の中がパンク状態で、結果は普段より悪いスコア。「動画見てたのに、なんで…」と肩を落として帰る、というやつです。
お小遣い制ゴルファーが直面する、もう一つの罠
そしてもう一つ、私が痛感したお小遣い制ゴルファー特有の罠があります。
それは——**「練習場で1回掴んだ感覚が、本番で再現できない」**問題です。
月¥25,000のお小遣いから捻出する練習場通いは、せいぜい月に2〜3回。1回の練習で「これだ!」と掴んだ感覚を、次のラウンドまで2〜4週間寝かせることになります。
その間、当然ながら感覚は薄れていく。「掴んだ」と思って本番に臨んでも、実際にはものになっていなかった——これが本当によくありました。
さらに困ったのは「変わったのか分からない」問題
これも、月イチ+お小遣い制ゴルファーあるあるです。
新しい意識ポイントを練習場で試しても、変わっているのか自分では分からないことが多いんです。理由は単純で、動画に撮らないと客観的な比較ができないから。
スマホで動画を撮れば一発で分かるんですが、**「面倒くさい」「人の目が気になる」**で撮らない時期が長くありました。結果、自分では「変えたつもり」でも、実際にはほぼ何も変わっていない——という事態が頻発。
月1ゴルファーの鉄則:「1ラウンド1テーマ」+「練習は必ず動画」
これらに気づいてから、私は2つのルールを徹底しました。
- 「1ラウンドで意識するのは1つだけ」——その日のテーマ以外のミスは結果として受け入れる
- 「練習場では必ず動画を撮る」——変化を客観的に確認する
特に動画撮影は、お金がかからない最強の上達ツールです。スマホ1台あればいい。練習機会が限られるお小遣い制ゴルファーこそ、1回の練習を無駄にしないために動画を活用すべきだと、今では確信しています。
落とし穴②:「とりあえずドライバーを買い替える」病
100切り前のゴルファーが陥りがちなのが、「クラブを買い替えれば上手くなる」幻想です。
私もしょっちゅう思っていました。「新しいドライバーなら飛ぶし曲がらないんじゃないか」と、中古ショップのレフティコーナーを覗いては妄想する日々。
でも、結局100切りまで道具は一切変えなかった
ところが、結論から言うと——私は100切りするまで、道具を一切買い替えませんでした。
理由は、ものすごく現実的な事情です。
- 月¥25,000のお小遣いで、新しいクラブを買う予算がない
- 中古を検討するも、レフティの選択肢が極端に少ない
- たまに気になるクラブを見つけても、自分のサイズ・スペックに合うものがない
「買い替えたい欲」はあるのに、予算とレフティ事情の壁で結局買えない。最初に揃えた中古3万円以下のセットのまま、1年で100切りを達成したのが私です。
でも、これが結果的に良かった
買い替えできなかったのは当時はストレスでしたが、今振り返れば結果的に正解でした。
100切り前は、スイング自体が日替わりで変化します。「自分の球質」がまだ確立していない時期にクラブを変えていたら——
- 振り方とクラブの相性が合わない
- 慣れるまでに余計に時間がかかる
- 「クラブのせいだ」と原因がさらに分からなくなる
クラブを買えなかったおかげで、**「クラブのせいにできない環境」**で練習することになり、結果としてスイングが固まりやすかったんだと思います。
お小遣い制ゴルファーへのメッセージ
特にレフティで同じ境遇の方には、自信を持って伝えたいです。
「100切り前に道具を買い替える必要はありません」
中古セット3万円以下でも、月1ラウンドの普通のサラリーマンが1年で100切りできます。レフティのクラブ選択肢が少ないことを嘆くよりも、今ある道具で100を切るほうが先。
クラブの買い替えは、90切りを目指す段階から考えても全然遅くありません。実際、私がTaylorMade QI10MAXを導入したのは、ベスト82を出した4年目。それまでずっと中古セットでやってきました。
落とし穴③:「同伴者と自分を比べて、落ち込むだけ」病
これは月1ゴルファーが最も心を削られる落とし穴です。
ラウンドに行くと、同伴者が自分より上手いケースが多いはずです。月に2〜3回行く人、ゴルフ歴の長い人、ゴルフスクールに通っている人——周りを見渡せば、自分より飛ばす人、曲げない人、寄せる人がたくさんいます。
そして、こう思うわけです。
「なんで自分だけ下手なんだろう」
「落ち込むだけ」の比較は、ラウンドを地獄にする
同伴者と比べて落ち込むだけだと、メンタルが一気に崩れます。
- 同伴者がフェアウェイのど真ん中→自分はOB→「みっともない…」
- 同伴者がパーオン→自分はグリーン手前→「足を引っ張ってる…」
- 同伴者がパー→自分がダボ→「申し訳ない…」
こうなると、1打1打が罰ゲームみたいになります。早く18ホール終わってほしい気持ちで一杯になり、当然スコアはどんどん崩れていく。
でも、同伴者は「学びの宝庫」でもある
ただし、ここで大事なことを書きます。同伴者と比べること自体は悪くない——**「比べ方」**が問題なんです。
「なんで自分だけ下手なんだろう」(落ち込むだけの比較) ↓ 「なんでこの人はあんな風に飛ばせるんだろう?」(観察して学ぶ比較)
この思考の切り替えができるかどうかで、ラウンドの価値が180度変わります。
私自身、同伴者を「生きた教材」として観察するようになってから、月1ラウンドが最高の学びの場になりました。具体的にはこんな視点で見ています。
- アドレスの取り方:自分との違いはどこか
- ティーショットのルーティン:素振りは何回?呼吸は?
- ミスショットの後の対応:怒る人/切り替える人、それぞれの結果
- コースマネジメント:刻むか攻めるか、どう判断しているか
- アプローチでのクラブ選択:どんなライでどの番手を選ぶか
思い切って「聞いてみる」のが最強の上達法
そして、私が一番大事にしているのが——気になったら直接聞いてみることです。
「さっきのドライバー、何を意識して振ってますか?」 「そのアプローチ、どこ狙ってあの距離感を出してるんですか?」 「今のアイアン、何番ですか?私だったらこの距離だと届かないんですよね」
ゴルファーって、自分のショットを褒められたり質問されたりすると、嬉しくて結構教えてくれるんです。これは私の経験則ですが、基本的にはみんな丁寧に答えてくれます(聞く相手は雰囲気で選んでいますが)。
YouTubeで動画を1時間見るより、目の前の上手い人に5分聞くほうが、月1ゴルファーには10倍効率がいい。なぜなら、目の前で実演してくれて、自分のスイングと比較しながら教えてくれるから。
これはお金がかからない、最強のレッスンです。お小遣い制ゴルファーには、特におすすめの上達法ですね。
ただし、「義理ミス」には要注意——聞いたら全部実践しなくていい
ここで一つ、笑い話として共有したい月1ゴルファーあるあるがあります。
それが、**「義理ミス」**と私が呼んでいる現象です。
具体的にはこんな感じ。同伴者に質問して、丁寧に教えてもらう。「なるほど〜!」と感心して聞いたものの、内心では**「いや、これ自分には全く合わないな…」**と直感的に感じている。
ところが、後半のラウンドでまさにそのシチュエーションがやってくる。例えば、教えてもらった通りの距離・ライからのアプローチ。
——「ここで違うことしたら、さっき教えてくれた人に失礼じゃないか…?」
そんな変な気を遣って、自分に合わないことを実践してしまう。結果、普段なら出ないようなミスを量産することになります。
実際、私もこれで何回もミスしたことがあります。「ピン左を狙うと止まりやすいよ」と教わって、自分なら絶対ピン右を狙う場面で左を狙ってオーバー——みたいな話です。教えてくれた本人は別に強制してないし、何ならミスしたことに気づいてもいない。完全に自分の中の「義理」だけで起きるミスです。
聞いた話は「参考にする」、自分に合うかは「自分で判断」
この経験から学んだのは、**「聞いた話は、参考にするだけでいい」**ということ。
教わったアドバイスを全部実践する必要はないんです。むしろ、月1ゴルファーは練習量も少ないので、自分に合う・合わないをラウンドの最中に判断するのは難しい。それなら、
- 聞く時:「ありがとうございます、参考にします!」と感謝で受け取る
- ラウンド中:いつものショットを優先、無理に試さない
- 次の練習場:気になったものだけ試して、合うか検証
この使い分けが、月1ゴルファーの正解だと思っています。
同伴者は学びの教材ですが、教材を全部丸暗記する必要はない。自分のゴルフの引き出しに合うものだけ採用する——これがバランスのいい付き合い方です。
スコアを比べる相手は、あくまで「過去の自分」
最後に、念のため書いておきます。**スコアを比べる相手は、あくまで「過去の自分」**であるべきです。
- 先月の自分は120だった。今月の自分は115。過去の自分に勝てた。
- 半年前はOBを5発打った。今日は2発。過去の自分に勝てた。
- 1年前は3パット連発だった。今日は3パット1回。過去の自分に勝てた。
同伴者は「学びの教材」、過去の自分は「比較の対象」——この使い分けができるようになると、月1ラウンドが愚痴の場ではなく成長の場に変わります。
ゴルフのラウンドは、月1ゴルファーにとって月に1度の研究フィールド。せっかくのその時間を、落ち込むだけで終わらせるのは本当にもったいないです⛳
📌 まとめ|100切りは「センスより継続」
最後に、5年やってきた今、心の底から思っていることを書きます。
100切りは、センスじゃなくて継続で達成できます。
私自身、運動神経には自信があった野球経験者です。それでも初スコアは149。「センスがあれば最初から100切れるはず」みたいな話は、ほぼ全部嘘です。
逆に、月1ラウンドしかできない普通のサラリーマンでも、正しい方向で1年続ければ100切りは達成できる——これは私自身が証明しました。
月1ゴルファーが100切りするための、3つのポイント
| ポイント | 内容 |
|---|---|
| ①コースマネジメント | 「ボギーで上等、ワンチャンスあればパー狙い」 |
| ②ショートゲーム | アプローチ50%・100ヤード以内を徹底練習、パターは家+当日 |
| ③メンタル管理 | ミスを引きずらない、その日の持ちダマを信じる |
月1ゴルファーが避けるべき、3つの落とし穴
| 落とし穴 | 教訓 |
|---|---|
| ①全部試したい病 | 1ラウンド1テーマに絞る、練習は動画必須 |
| ②とりあえずクラブを買い替える病 | 100切り前は道具を変えない |
| ③同伴者と比べて落ち込む病 | 観察して学ぶ、聞いて学ぶ、義理ミスに注意 |
最後に——同じ月1ゴルファーのあなたへ
私は今もまだ、完璧なゴルファーには程遠いです。ベスト82は出していますが、平均は90台前半。グリーン一周もピンボールも、たまにやらかします(5年たってもです…)。
それでも、**「149から始めて、1年で100切りできた」**という事実は、月1ゴルファーが希望を持つには十分な材料だと思っています。
ゴルフは、続けていれば必ずスコアが伸びる競技です。月1回しか行けないことを嘆くより、月1だからこそできる戦い方を磨いていけば、必ず壁は越えられます。
このブログ「月一ゴルフ研究所」では、月1ゴルファーの目線で、これからもリアルな上達記録を発信していきます。同じ境遇の方の参考になれば、本当に嬉しいです⛳
関連記事で、さらに深掘り
🔗 【関連記事①】149から82へ|月一ゴルファーが5年かけて辿り着いた、リアルな上達の全記録——100切りの先、ベスト82までの5年間の全記録
🔗 【関連記事②】野球経験者あるある|ゴルフのアドレスでやりがちなNG3つ ——ドライバーOBを減らすために、アドレスから見直すべきこと


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