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秋は、ゴルフのベストシーズンです。
暑くも寒くもない気候、夏を越えて締まった芝、澄んだ空気。「一年で一番ゴルフが楽しい季節」と言っていいと思います。実際、私も秋はスコアが良いことが多いです。
でも——ベストシーズンだからこその落とし穴もあります。
- 朝と昼の寒暖差が激しい
- 朝露でグリーンもライも変わる
- 混雑して詰まる
- 9月は台風シーズン
- ハイシーズンで料金が高い
季節シリーズで毎回言っていることを、ここでも繰り返します。
環境対策をしないと、ゴルフは楽しめるものも楽しめなくなる。
秋は確かに最高の季節。でも、対策を知っているかどうかで、その最高さは変わります。この記事では、月イチゴルファー目線での秋ゴルフの対策を、実体験ベースでお伝えします⛳

1. 寒暖差|朝は鳥肌、昼は半袖という現実
秋ゴルフで一番困るのが、朝晩と日中の寒暖差です。
朝は鳥肌が立つほど寒い
早朝スタートだと、羽織るものがないと鳥肌が立つくらい寒いことがあります。
そして厄介なのが、ゴルフ場は山間部にあることが多いという点。平地の予報より、さらに冷え込むんです。「街では涼しい程度」でも、コースでは寒い——これが秋の朝の現実です。
昼になると半袖で十分
ところが、時間が経つと半袖で十分な気温になる。ハーフを終える頃には、朝の寒さが嘘のように暖かくなっていることも珍しくありません。
つまり、秋ゴルフは1ラウンドの中で、2つの季節を体験するようなものなんです。
だから「脱げる」服装が正解
私の対策はシンプルです。
- 薄手の長袖で行く
- または、半袖+すぐ脱げる羽織ものを持っていく
ポイントは、**「暑くなったらすぐ脱げる」**こと。厚着していくと、後半で暑くて動きにくくなります。
🧥 裏技|「雨具」が最強の防寒着になる
ここで、お小遣いゴルファーにぜひ知ってほしい裏技を紹介します。
それは——雨具(レインウェア)を、防寒着として使うことです。
なぜ雨具が防寒に効くのか
レインウェアは、風を通しません。そして、寒さの大部分は風によるものです。
だから、朝の冷え込みでレインウェアを羽織るだけで、驚くほど寒さを凌げます。ウインドブレーカーと同じ役割を果たしてくれるんです。
お小遣いゴルファー的メリット:ウェアを買わなくていい
そして、これが最大のポイント。
雨具を1着持っていれば、雨対策と寒さ対策を兼ねられる。つまり、防寒用のウェアを別に買う必要がなくなるんです。
お小遣い¥25,000の私にとって、ウェアを何着も買うのは現実的ではありません。でも、雨具は雨の日に必須なので、どのみち持っている。それを防寒にも流用する——これで出費を抑えられます。
だからこそ、雨具は1着、良いものを選ぶ価値がある。年間を通して使い回せると考えれば、投資対効果は高いです。
選ぶときのポイントは、上下セットで、防水性能がしっかりしたもの。安い簡易レインコートだと風を通してしまい、防寒着としては機能しません。年間を通して使い回せると考えれば、ここは投資する価値があります。
🔗 雨具選びについては「月イチゴルファーの梅雨対策」で詳しく書いています。雨具だけは妥協するなと書きましたが、防寒兼用と考えれば、投資する価値はさらに上がります。
秋のバッグに入れておくもの
まとめると、秋のラウンドではこれを持っていきます:
| アイテム | 役割 |
|---|---|
| 薄手の長袖 or 半袖+羽織もの | 寒暖差対応 |
| 雨具(レインウェア) | 防寒+雨対策の兼用 |
| タオル | 朝露で濡れたクラブ・グリップを拭く |
2. 朝露|グリーンもライも、いつもと違う
秋の朝ならではの現象が、朝露です。これが、意外とスコアに影響します。

朝露のグリーンは「転がりが悪い」
朝露で濡れたグリーンは、転がりが悪くなります。
つまり、いつもの感覚で打つとショートする。前半、特に最初の数ホールは、強めのタッチを意識する必要があります。
そして、時間が経って露が乾いてくると、今度はグリーンが速くなる。ラウンド中にグリーンの速さが変化するわけです。
これは、ラウンド記録vol.2で書いた「雨上がりでグリーンが速くなり、3パットを連発した」失敗と同じ構造です。その時々のグリーンに合わせてタッチを更新する——秋の朝も、同じ意識が必要になります。
🔗 3パット4回でスコアを落とした話は「【ラウンド記録vol.2】コスギリゾート阿蘇ハイランドで92」に書いています。
朝露のライは「フライヤー」に注意——ただし見極めが大事
そしてもう一つ、ライへの影響です。
ラフから打つ時、朝露で濡れていると、フライヤー(ボールとフェースの間に水や芝が挟まり、スピンが減って飛びすぎる現象)が起きやすくなります。
「7番で150ヤード」のつもりが、160ヤード飛んでグリーンオーバー——ということが起こります。
ただし、逆のパターンもある
ここが重要なポイントです。フライヤーが出るのは、球がラフに埋もれていない場合。
球がラフに深く埋まっている場合は、逆に芝に食われて飛ばないんです。
| ライの状態 | 起きること |
|---|---|
| ラフだが、球が浮いている | フライヤーで飛びすぎる |
| ラフに深く埋まっている | 芝に食われて飛ばない |
つまり、同じ「濡れたラフ」でも、真逆の結果になり得る。だから、球がどれくらい沈んでいるかの見極めが、何より大事です。
打つ前に、球の沈み具合を必ず確認する。「濡れているから飛ぶだろう」と決めつけず、ライを見て判断する——これが秋の朝の鉄則です。
🔗 番手ごとの飛距離については「番手別飛距離を全公開」で詳しく書いています。普段の数字を知っているからこそ、条件による変化にも対応できるんです。
朝露対策の基本
- タオルを多めに(クラブ、グリップ、ボールを拭く)
- 靴が濡れる前提で、替えの靴下があると快適
- 前半のグリーンは強め、後半は速くなる前提で
- ラフからは、球の沈み具合を必ず確認
3. 混雑|「詰まる」ことでリズムが崩れる
秋はゴルフ人口が最も増える季節。混雑によるデメリットも知っておきましょう。
スコアが良い季節、でも「詰まる」
私自身、秋はスコアが良いことが多いです。気候も芝も良いので、当然といえば当然。
でも同時に、ゴルフ場によっては客がたくさん入るので、詰まることが割と発生します。前の組が終わるのを待って、また待って……。
待ち時間は「集中力の敵」
そして、待ち時間が長いと集中力が途切れやすいんです。
- リズムが崩れる
- 体が冷える(特に朝)
- 余計なことを考える
初めての90切り(82)を出した日、同伴者が2人だけで待ち時間がほとんどなかったことが、集中力の維持に効いていました。リズムはスコアに直結するんです。
🔗 その日の話は「初めての90切りが、いきなりベストスコア82だった日の記録」に書いています。
混雑への対策
- 待ち時間には、素振りやストレッチで体を冷やさない
- 平日を狙う(混雑が少なく、料金も安い)
- 早朝スタート(前が詰まりにくい)
- 口コミで「進行が早い」と評判のコースを選ぶ
4. 台風|9月の予約は、判断が難しい
秋、特に9月は台風シーズンです。月イチゴルファーには悩ましい時期。
私の基本スタンス:基本は行く
自称・雨男の私は、台風や大雨でラウンドが流れることがしょっちゅうあります(笑)。
それでも、基本はゴルフ場に行くスタンスです。多少の雨なら決行します。
キャンセルを判断する条件
ただし、以下の場合は早めにキャンセルします。
- 当日ドンピシャで台風が直撃する予報
- 当日の天気予報が大雨
そして大事なのが、周りと相談した上で決めること。同伴者がいる以上、自分だけの判断で決めないのがマナーです。
「早めに決める」のがポイント
台風の場合、判断は早いほうがいいです。
- 直前キャンセルだとキャンセル料が発生することがある
- 同伴者の予定も早く空けてあげられる
- コース側にも迷惑がかかりにくい
「もしかしたら晴れるかも」と引っ張るより、明らかに無理なら早めに決断。これが結果的に、全員にとって良い判断になります。
「当日キャンセルOK」プランを活用する
台風シーズンの予約には、当日キャンセルOKのプランが心強い味方です。
私も実際、当日キャンセルOK・食事なし・スルーで7,000円というプランを使ったことがあります。予報が読めない時期でも、朝の状況を見て判断できるのは大きな安心材料でした。
🔗 その時のラウンド記録は「【ラウンド記録vol.2】コスギリゾート阿蘇ハイランドで92」に書いています。
🔗 雨の日の判断基準は「月イチゴルファーの梅雨対策」で詳しく解説しています。
5. ハイシーズン料金|お小遣いゴルファーの戦い方
秋は料金が高く、予約も取りにくい季節です。ここは、お小遣いゴルファーにとって切実な問題。
2段階予約術を、秋こそ徹底する
私が普段から使っている2段階予約術は、秋にこそ真価を発揮します。
ステップ①:1ヶ月前にプランをチェック
大体1ヶ月前くらいからプランを出すゴルフ場が多いので、そこで好条件のコースを選んで押さえます。人気日は早く埋まるので、まず確保が大事。
ステップ②:1週間前にもう一度探す
そして、1週間前くらいにもう一度探す。
すると、キャンセルが出て空いているプランがたまにあります。当初より条件の良いプランが見つかれば、取り直す。この2段階で、枠の確保とお得さを両立できます。
🔗 予約サイトの使い分けは「ゴルフ場予約サイト比較」で詳しく書いています。
「ゴルフ場特有のプラン」を覚えておく
もう一つの裏技が、ゴルフ場ごとの独自プランを把握しておくことです。
例えば、月末に安く売り出すコースがあります。月間の稼働率を上げたいコース側の事情ですね。他にも、特定の曜日が安い、シニア・レディースデーがある、早朝や薄暮の専用プランがあるなど、コースごとに特色があります。
「あのコースは月末が安い」「このコースは水曜が狙い目」——こういう情報を覚えておくと、ハイシーズンでも安く回れます。
お気に入りのコースがあれば、そのコース特有のプランをチェックする習慣をつけておくのがおすすめです。
平日・早朝を狙う
これは基本ですが、平日と早朝は安い。秋のハイシーズンでも、この原則は変わりません。
- 平日:週末より確実に安い
- 早朝(アーリーバード):料金が安く、混雑も少ない
- ただし朝は特に冷えるので、防寒対策は必須
🍂 秋ゴルフの準備運動を、いつもより丁寧に
最後に、地味だけど大事なことを。
秋は、準備運動をいつも以上にしっかりやってください。
理由は、朝の冷え込みです。体が冷えた状態でいきなり振ると、
- ケガのリスクが上がる
- 前半のスコアが崩れる(体が動かない)
寒暖差の激しい秋は、朝の体が硬い。ストレッチと素振りで、しっかり体を温めてからスタートしましょう。
これは、練習場でも同じ。私は打つ前に必ずストレッチをしています。
🔗 練習の流れは「お小遣いゴルファーの練習場活用術」で書いています。
📝 まとめ|秋は最高、でも対策があってこそ
最後にまとめます。
秋ゴルフの5つの落とし穴と対策
| 落とし穴 | 対策 |
|---|---|
| 寒暖差 | 脱げる服装+雨具を防寒着として活用 |
| 朝露 | グリーンは強め、ライは沈み具合を見極める |
| 混雑・詰まり | 平日・早朝、待ち時間は体を冷やさない |
| 台風 | 早めの判断、当日キャンセルOKプラン活用 |
| ハイシーズン料金 | 2段階予約術、コース特有のプラン、平日・早朝 |
秋ならではの技術ポイント
- 朝露のグリーンは転がりが悪い → 前半は強めのタッチ
- 時間が経つとグリーンが速くなる → ラウンド中にタッチを更新
- 濡れたラフは、球が浮いていればフライヤー、埋まっていれば飛ばない → 見極めが大事
- 朝は体が硬い → 準備運動を念入りに
最後に——同じ月イチゴルファーへ
季節シリーズのテンプレ。
環境対策をしないと、ゴルフは楽しめるものも楽しめなくなる。
秋は間違いなくベストシーズンです。気候も芝も最高で、スコアも出やすい。でも、寒暖差・朝露・混雑・台風・料金という落とし穴を知らないと、せっかくの好条件を活かしきれません。
雨具を防寒に流用する、朝露のグリーンは強めに打つ、コース特有のプランを狙う——ちょっとした知識と工夫で、秋ゴルフはもっと楽しく、もっとお得になります。
月に一度の貴重なラウンド。一年で一番良い季節を、最大限に楽しみましょう⛳
このブログ「レフティパパの月一ゴルフ研究所」では、季節ごとの環境対策シリーズを発信しています。次は冬の寒さ対策を予定しています。
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